働き方のパラダイム・シフト

直前の真島さんのブログを読んでのアンサーコラムではないのですが、この環境下における働き方のパラダイム・シフトに伴い、ベンチャー企業・大手事業会社の中間管理職を過去四半世紀に渡り経験してきたものとしての課題点をキャリア・カウンセラーの視点で書きたいと思います。ベンチャーや大手事業会社の役員補佐の立場と、従業員の立場の双方の気持ちがわかる丁度板挟みの状況といえば適切でしょうか。私のライフワークとしてストレスフルでありながら、非常にやりがいがあるポジションだと満足している前提でのコラムです。

 事業会社、特にベンチャー企業において、役員やファウンダーと呼ばれる立場での仕事に対するスタンスに関しては、私も同じなのですが、ほぼ寝ているとき以外(下手をすれば夢の中でも)常にビジネスチャンスやアイデアを考えています。そのアイデアなどから生まれたビジネスチャンスで従業員の雇用や給料を創出しており、その従業員の家族のライフプランやモチベーションを常に考えている方々も多いです。簡単なたとえで言えば、この仕事を彼(従業員)にやらせたらどう思うか。今、この仕事を頼んでも大丈夫だろうかなど。そういった立場の方々は人一倍繊細な方々も多く、どれだけのストレス耐性と仕事に対する情熱があるのかと尊敬の念を持つとともに、正直精神や身体が心配になることもあります。

 一方で、従業員の立場で考えた場合、当然ながら様々な法律の元、従業員の権利と義務が守られているため、上記のパワーとモチベーションのまま、一般の従業員に義務を強いた場合、現代社会においては多くの問題があるのも事実です。例えば、私は日常となっているため大丈夫なのですが、深夜や土日に思いついたまま、従業員に仕事をさせた場合など、過去猛烈社員時代を経験してきた年代としては、非常に働きにくい環境になったことも事実です。正直、ある程度自己管理に任せているのだから、部下に関しても権利を主張するなら義務を果たせと心の中で思うことも正直あります。また現状の不満や課題点を考えるなら、改善策を自発的に提案してこいなど・・個人的な思いすら表現しにくい環境であると考えることも多いです。従業員の権利と多様性の尊重と、社会人としての最低限のモラル・礼節の欠如をはき違えている大人が多いのも残念ながら散見されます。“Manners maketh man”ではありませんが、社会人として若い時に礼儀や所作を厳しく教えられたことが、自分自身のキャリアを形成してくれたのも紛れもない事実です、

 役職員やファウンダーなどの立場と、雇用されている従業員の立場の双方の考え方がわかるため、どちらの意見も正しく、それぞれの立場と生活環境や価値観が織りなす個人のとらえ方も大きく影響するのではないかと考えております。また従来の働き方の中でこの状況なので、リモートやフレックスなど、環境が大きく変化した場合、より複雑になるのではないかと考えています。そんなときに活躍するのが、キャリア・カウンセラーであり、ファイナンシャル・プランナーであり、これからの中間管理職であるのではないかと思います。

田中努

ファイナンシャルプランナー

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