マイナポイント開始!よりお得にポイントをもらうには?
以前のブログで「マイナンバーカードでポイント還元」という記事を書きましたが、いよいよ9月からそのポイント還元がスタートしました!
(制度の詳細は総務省マイナポイントHPや、ブログ「マイナンバーカードでポイント還元」でご確認ください)
市場調査などを行うICT総研によると、8月31日時点で登録している人は16%と伸び悩んでいますが、そもそもマイナンバーカードを持っている人が少なく、新たに申請した人も交付に時間がかかっていることを考えれば、(我が家の場合は申請から交付までに3か月かかりました・・・)今後登録者は増えていくと思います。
そこで今回は、「どの決済サービスが人気か」など、よりおトクにマイナポイント事業を利用する方法についてご紹介していきます。
早速ですがこちらは、8月20日時点でどのキャッシュレス決済が選択されているかを表したグラフです。

※出典:ICT総研「2020年8月 マイナポイント利用状況に関する調査」
この調査によるとPayPayが一番人気で、PayPayの発表では、9月5日時点での登録者数は100万人を超えたそうです。
やはり全国230万か所以上で使える利便性や、チャージしたその場でポイントがもらえる即時性が人気のようですね。
また対象となっている自治体の店舗で利用すると、自治体が独自にボーナスポイントを付与してくれるというキャンペーンも魅力の一つです。
そして独自に最大2000ポイント分を上乗せしているWAONが二番手に。
楽天カードでマイナポイントを登録すると、購入金額の50%がポイントバックされるキャンペーンの当選確率が50倍となります。
さらにd払いでは、最大2500ポイント分が上乗せされます。
これらのキャンペーンは9月16日現在の情報ですが、今後も各事業者が様々なキャンペーンを展開する可能性があります。
ぜひ普段よく使うキャッシュレス決済のHPなどをこまめにチェックしてみてください。
そして意外と知らない人が多いのですが、子どももマイナポイントを受け取ることができます。
その場合、法定代理人名義のキャッシュレス決済にポイントを付与してもらうことになりますが、同じキャッシュレス決済に複数人のマイナポイントを合算して付与することはできないため、例えば親はPayPay、子どもの分はWAON、というように分ける必要があります。
「個人情報を一つのカードに集約されるのは、国に全てを管理されているようで何となく嫌だ」という理由でマイナンバーカードを作らない人もいますが、紙の通知カードが廃止され、2021年からは健康保険証としても利用できるようになる中で、もはやマイナンバーカードから逃れ続けるのは難しいと思います。
いずれ作るなら、ポイントがもらえるこの時期に作成して、おトクにマイナカードデビューしてみてはいかがでしょうか?
FPアナウンサー
小原佳代子