コロナ禍と投資信託や外貨年金

当ブログにおいて私が主に担当しているのが、時間と金利を味方につけた長期分散投資を中心にお話しておりますので、最近、自分同様、一定額をコツコツ積み立てる、積み立て型の投資信託や同様に一定の円建の保険料を支払っている外貨年金などは評価額や解約返戻金が下がってしまい大丈夫なの?という質問が非常に多いです。中には評価額が下がっているため、高騰している金投資にシフトすべきなの?などのお問合せが多いのですが、今回は自分ならどうするかの観点でお話します。専門家によってさまざまな意見がありますし、この文章の内容は自分の行動であり決して指南ではありません。

 まず投資信託の場合、運用報告書などを見ると(通常、毎日見ないことを心がけていますが、なにかと入用なことも多く、見ざるを得ない状況となったため)分散投資している各ファンドの評価型が軒並み下がっているため、平常心を保っていても非常に不安になります。しかしながら以前より、長期分散投資のコツは“価格よりも口数”だと思っているため、毎月一定額を積み立てている場合、価格が下がるほど同じ金額で買える口数は増えるため、今はじっと我慢のときではないかと思います。

 また、もう一つ自分で実行しているのが、生命保険商品のうちの外貨建て年金保険を毎月一定の保険料を支払って、豪ドル建て年金保険に加入しています。上記同様に、為替のチャートなどで豪ドルの為替相場を見ると(こちらも数年見ないようにしておりましたが・・)対円で見た場合、1豪ドル68.42円(4月18日終値)となっており、過去10年で見れば円高豪ドル安の相場になっております。こちらも自分の考えを言えば、長期分散投資においてはまさに言葉は悪いが“積み時”であるかと考えています。

 自分の場合、最近悩んでいるのが、自分自身のライフプランの中で、数年前に車も現金で買い替え、数年(3-5年)単位の中期資金の必要性が全く想定外だったため比較的換金性の高い運用先に切り分けていなかったことは少々悔やんでいます。長期分散投資用の長期資産と万一の場合の医療保険やがん保険は非常に多く加入している一方で、想定外の支出に対する流動性の高い備えは全くしておりませんでした。所謂、安定性・流動性の高い中短期の金融商品に金利の魅力がないのも理由の一つです。

積み時であると思っている最中での急な入用・・まさにキャリアプランとライフプランの狭間で悩んでいるのですが、こういった状況の時にいつも考えるようにしていることは、つらいのは自分だけではない。むしろすべての柵をスッパリ白黒つけて行動し、自分のことより他人のことに精一杯の時間を使い、日常を忘れてしまうほど没頭するしかないかなとも思っています。確かに思い返せば、リーマンショックの時も同じ状況でしたが、忙しすぎて日常を気にしていない状況が過ぎた5年ほど前非常に資産的にも安定している状況になりました。また自らの経験と資格を活かした『キャリア&マネープランセミナー』などの構想も練っていこうと思っています。

しかしながら、専ら『投資信託や保険などの金融商品を活用した長期分散投資』に関しては、誰になんと言われようが自分のライフプランを使った実証実験、一生をかけたライフワークとして、夷険一節、鋼の心で貫徹したいと思います。

田中努

ファイナンシャルプランナー

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